2009年3月30日月曜日

寒の戻り。

ここ最近のパリは、ほんとうに寒くて
一回はあったかくなったのが、まぼろしのようです。



晴れているのに、ひょうが降ったり。



くもの流れが速い。


3月に入ってからのお部屋でのおやつは、
たっぷりした、パン屋さんのお菓子が多いです。
部屋であったかいコーヒーをいれていると、
冬に戻ったような感覚になります。


いただいたパン・オ・レザン、レーズン入りうずまきデニッシュ。
まわりからはがして食べる。



パン屋さんにいただいたおみやげ、その1。
レモンタルトのメレンゲのせ。
メレンゲのビジュアルがぴかいち。



パン屋さんのおみやげ、その2。
いろいろなブリオッシュや食事パンや・・・はじめて見るパンも。
たくさんいただいたので、みんなで山分けしました。



これもいただきものの、プルーン入りクラフティ。
ミルクとたまごの味。もっちりしていて、でもやわらかい。
ちょっとずつ切って食べます。



これまたいただいた、コーヒー味のエクレアとビスケット。
エクレアのクリームは濃いので、
食べるというより、ソフトクリームのように
なめて味わう感じ。



パン屋さんに行って、あると買ってしまうタルト・トロペジエンヌ。
ブリオッシュにふわふわのクリーム。
クリームがたっぷりはさんであると、うれしい。
これも少しずつ切って食べるのがおいしい。



気分が落ちこんだ時に、バナナパンケーキ。



前にパン屋さんで買ったクレープがおいしくて、
まねしました。


外は寒いけど、
部屋の中で、いただいたいろんなお菓子を楽しむことができて
これは幸せなことです。

2009年3月22日日曜日

en-cas puis en-cas


東京でお勤めしていたときは、お菓子の会社にいたので
配ったり配られたりする
いろんなおやつを楽しみにして、働いていました。

こないだまで勤めていた会社は、お菓子の会社ではないですが、
おやつもお昼も、
いろんなものを試してみるのが、楽しみでした。


いただいたマドレーヌ。
見ての通りコミカルなかたちですが
生地も味もしっかりしていて、あなどれません。



仕事中なのに、
強いアルコール入りのりんごのマジパンを皆さんにくばる。



ポテトチップス、いちごとスイートチリと白ワイン味。
スーパーの店員さんも驚くフレーバー。



お昼にピニャコラーダ(ココナツのカクテル)味のヨーグルト。
これはアルコールなし。



ベトナム料理屋さんでテイクアウトした
えびとそら豆の蒸し春巻き。ピンクとグリーンにひかれて衝動買い。



Picardの冷凍ボックスランチ。
タイの焼きそばと、トロピカルフルーツのサラダがいっしょに入っていて
レンジでチンして食べます。
フルーツサラダはしょうがシロップに浸っていて、
あったかくてもおいしい、という仕組み。


たぶん、世界のどこでも
あまり変わらず、おやつを楽しみにして働くだろうな、と思います。

2009年3月14日土曜日

海の向こうに。


こないだ、北のノルマンディーに行ったばかりですが
今度は、地中海の向こうに行ってきました。


そこはモロッコ。
マラケシュに4日間の滞在です。



とにかく、空が青い。



建物の壁が高いので、いつも空が切りとったように見えます。



ここはマラケシュのフナ広場。
スークという巨大な市場があります。



スークの中のカフェで、ミントティーをのみながら
外を見たところ。



フナ広場にはいつでも、どこからともなく
たくさんの人がやってきて、
夜には大変なお祭り騒ぎです。



なんでもない色が、目新しい。



モロッコではフランス語とアラビア語が使われています。



いろんなところにタイルが使われていて、
その手の込みように、目がくぎ付けです。



日ざしが強いので、屋内に入ると
光が和らいで、ほっとします。



さて、モロッコのおやつですが、

まずはなんと言っても、オレンジジュース。
広場にはいくつもの屋台が立ち並んでいて、
大人も子どもも、1杯引っかける感じです。



おやつの時間に、リヤカーを引いて突如あらわれた
ドーナツ屋さんから、何も考えずに買いました。



これはお菓子屋さんの店先で売っていた
揚げたてのポテトチップス。



そしてやっぱり、小さくて手の込んだ
モロッコの焼き菓子。
アーモンドやデーツが使われていて濃厚です。


目に映る色や、街にただようにおい、
太陽のまぶしさ、人々のペース、
どれもが全くはじめてのことばかりでした。


今思い出しても、あれは現実だったのかな、と
ふしぎな気持ちです。

おやつの洪水。

いまさらですが、2月の終わりに
農業見本市に行きました。


とにかく農業のすべてを見せるので、
生産者はもちろん、加工するメーカーや外食産業、
さまざまな研究機関にいたるまで出展します。
トラックやいろんな動物ともふれ合えます。


わたしにとって、このサロンは
おやつの見本市でした。


チョコレートがけのボンボンがたくさん。
中にいろんな味のクリームが入っています。
じっと見てると、お菓子には思えない迫力です。



これはポワトゥ-シャラント地方のチーズのタルト。
表面をまっ黒に焦がしてます。
お菓子というより、ヘルメットみたい。



これはすべてブルゴーニュのはちみつ。
前からここのファンだったので、お店の人にいろいろ話を聞きました。
日本のお菓子屋さんで、ここのはちみつを使っているところがあるそうです。



たまごよりミルクの味の方が強い、プリンのようなタルト。
フランスの北の方のお菓子です。
"libouli"という名前は、"lait bouilli(沸かした牛乳)"から。
チーズといいお菓子といい、乳製品は強いです。



アイスクリーム屋さんで、コーンを作る機械。
作りすぎたのか、機械は止まってました。



これはサヴォア地方の菓子パン Saint Genix。
アーモンドにピンクの砂糖をかけたものが、たっぷり入っています。
マンホールくらい大きくて、切り分けて量り売りしてました。



フランスの農産物と、地方と世界の名産を
5時間半かけて見て回りましたが
これだけでも見本市のほんの一部。全く足りません。


それでも馬と鳥のコーナーに、少しだけ行くことができました。



おみやげに、アルザス・ロレーヌのボンボン屋さん
ミラベルのゼリーを買いました。


ちょっと旅行に行った気分です。