ブルゴーニュのあと、
次は
オーヴェルニュ、そして
ローヌ・アルプへの旅に向かいました。
パリから夜行列車に乗って、
フランスのまん中に到着。
タクシーと電車を乗り継いで
行きたいところのみを訪ねていく、タイトな旅です。
そんなハードな旅にお付き合いいただいたのは、やはりYさん。
この地方の玄関口、
Rodez。
りっぱな教会がある、コンパクトな街でした。
そこから
Laguioleという村へ。
どこまで行っても、山と谷しかありません。
いつか行ってみたい、と思っていた
レストランで
食事をすることができました。
合計5時間の、人生最長のランチ。
これはデザートの、じゃがいもの薄いゴーフレットとクリーム。
そこからまた移動して、
Valenceへ。
道路が広くて、人ものんびりしていて
いい街です。
この街の
レストランで、午後と夜、続けて2セッションの料理教室に参加。
これはBabaというお菓子の生地を焼いているところ。
焼けたらお酒のきいたシロップに浸して、クリームを添えて完成。
パイ生地も少し練習しました。
砂糖を巻きこんで焼いたひとくちパイ。
この地方は、人間の形をした厚焼きのクッキーLe Suisse(スイス人)が有名で
街のお菓子屋の全てのウインドーに並んでいました。
サイズもさまざま。
アニスの風味がきいています。
そこから少し北上して、
Tain-l'hermitageという小さい街に到着。
ここはワインの産地らしく、カーブへの案内があちこちにありました。
ここに来たのは、チョコレートメーカーの
Valrhonaの
工場に併設されているお店に行くためでした。
いろんなチョコレートを味見しながら買うことができます。
どのチョコレートも、あっさりすっきりしてます。
そして同じ街で、
チョコレートを使ったお菓子も仕入れました。
大きく見えますが、どれも親指くらいのサイズです。
さらに北上して、最終目的地の
Lyonに到着。
かのシェフ
Paul Bocuseの名前を冠した
屋内市場に行きました。
これは市場の中。
紙のようですが、粉砂糖をまぶした薄い揚げ菓子、Bugneです。
そして、Lyonのチョコレート屋さん
Bernachonで仕上げ。
ここのスペシャリテのPalet d'Orを試食させてくれました。
計5日間の、かけあしでの旅でした。
ここに乗せてないおやつもまだまだあるのに、
もっといろいろ見たかった、と思うあたり
我ながらあきれます。