2008年7月5日土曜日

5月のパリにて・7 - パン作り体験 -


フランスでは、いろいろな土地のパン屋さんで
パン作り体験が出来るようです。
これもまた、インターネットを通して申し込みます。


かく言う私も、パリで行ってきました。
ふつうのパン屋さんの地下の工房で、3時間のパン教室です。
参加者は6名。

(お店用のパンを作っている横で作業させてもらうので、
邪魔にならないよう、若干気をつかいます)


まずは粉の種類の説明から入り、
その後、それぞれが500グラムの小麦粉の生地を
手でこね始めます。
10分くらいこねても、
べたべたと手にひっつく生地・・・。
それが、職人さんの手に渡ってこねられると、
あっという間にすべすべに!
・・・恐れ入りました。


1次発酵を待つ間、オーブンで焼く前のバゲットに
クープ(切れ込み)を入れさせてくれました。



串にかみそりの刃をつけただけの、シンプルな道具で
思い切り良く、切り込みます。
とはいえ、みんな最初はおっかなびっくり・・・
なんとか終わって、バゲットたちはオーブンへ。


焼けたらオーブンから次々と出され、地上のお店へと運ばれます。
さて、自分たちでこねたパン生地に戻ります。

好きな形にしていい、ということでしたが、
技術がないので、丸いパンにして
ゴマやけしの実、雑穀などを上にまぶしました。
(経験のある人は、バゲットに挑戦してました)
布の上で、2次発酵させます。


ちなみに、参加者の1人が、「カメの形にしたい!」と言ったところ、
職人さんがあれよあれよという間に・・・


こんなにかわいく作ってくれました。
首のジョイント部に注目。芸が細かいです。

さて、2次発酵がすんだら、いよいよ焼き上げです。
パン生地を布からオーブンの天板に移して、
オーブンに入れるのも、自分たちでします。


待つこと数十分。
やや濃い焼き色ですが、無事に焼きあがりました!


カメも美しくできあがってます。(どこにいるか、わかりますか?)


できたパンはありがたく持ち帰って、
その後の私の主食として活躍しました。

0 件のコメント: